Date: 10月 21st, 2021
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賞からの離脱(オーディオの殿堂・その2)

ステレオサウンドが予定している「オーディオの殿堂」は、
どういうやり方をするのだろうか──をあれこれ考えていると、けっこう楽しい。

まず投票方式はどうするのかだ。
投票用紙を兼ねるアンケートハガキをつけるのが、まず考えられる。
けれど、これでは電子ブックで購入している人が投票できなくなる。

電子ブック購入の人も投票できるように、となると、インターネット投票となるのか。
その場合、一人が何回も投票できるようにしてはまずい。
一人一回の投票のシステムをどうするのか。

うまいやり方があったとして、今度は、投票率をどれだけ高められるかである。
このことに関して書きたいことあるが、いまはまだ書かない方がいいと思っている。
ずいぶん後になったら書くつもりだが、いまのところは触れないでおく。

ただ言いたいのは、投票率を高くすることは、そう簡単ではない。
ステレオサウンドの場合、実際の選挙とは違うのだから、
投票してくれた人に景品を、ということができる。

さらに抽選で豪華賞品が当る、ということもやれる。
そうなるとメーカーや輸入元の協力が必要となってくる。

「オーディオの殿堂」は来年の企画である。
実際、どういう展開で行うのかは、いま考えているところなのかもしれない。

読者投票だけで、「オーディオの殿堂」が決定するわけでもないだろう。
その場合、以前のベストバイのように、
読者アンケートの結果は、それだけの集計結果の発表とするのだろうか。

他にも、どうするんだろうか……、と考えていることはあるが、
それよりも私が一番関心があるのは、
598のスピーカーの殿堂入りはあるのだろうか、である。

殿堂入りの条件がどうなるのかは、まったくわからない。
それでも、あの時代の598のスピーカーという存在は、
殿堂入りしてもおかしくない、というよりも、あえて殿堂入りさせるべきだと考える。

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