Date: 6月 23rd, 2021
Cate: 楽しみ方
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STUDER A101 + Pass DIY BA-3(その6)

コントロールアンプでも、コレクター出力のモノは、
私が知るかぎりはそう多くはない。

これがパワーアンプになると、もっと少なくなる。
コレクター出力のパワーアンプで、すぐに浮ぶのは、
ミュージカル・フィデリティのA1くらいである。

A1はプリメインアンプで、パワーアンプ部はA級動作で、コレクター出力。
しかもA1のジェームズ・ボンジョルノのアンプと同じく、FETを使っていない。
全段トランジスターである。

初段もトランジスターなので、入力には電解コンデンサーが挿入されている。

いまもA1の音のファンは多い、ときいている。
A1の音には、私も惹かれるものを感じた。

A1のファンの人たちは、A1の音の魅力はA級動作にある、というが、
私はむしろコレクター出力であることが大きいし、
次に全段トランジスター構成ということを挙げたい。

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