金井 稔氏のこと
いま書店に、ラジオ技術の5月号が並んでいる。
書店といっても、ほとんどの書店では取り扱われてはいない。
ほんとうに限られた書店にしか並んでいない。
けれど、意外な書店に置いてある。
東京駅周辺だと八重洲ブックセンターにある。
いま歯の治療で、八重洲にある八重洲南口歯科に毎週通っている。
なので八重洲ブックセンター、丸善に週一回寄っている。
今日も行っていた。
ちょうど5月号が発売になったばかりである。
内容は、ラジオ技術のツイートを見て知っていた。
毎月発売日の一週間ほど前になると、目次を公開している。
5月号は、こういう内容なのか、面白い記事があったら買おうかな、と思って手に取った。
パラパラとページをめくっていくと、目次にはない記事が目に飛び込んできた。
金井 稔氏の訃報だった。
金井氏のことは、何度か書いてきている。
五十嵐一郎は、金井氏のペンネームであり、
さらに青山六郎のペンネームで、アンプの自作記事も発表されていた。
二ヵ月前の3月号に、五十嵐一郎氏の「オーディオから得たこと、伝えたいこと」が載っていた。
このことは別項で書いている。
読んで、年に一回でいいから、また誌面に登場してくれないものか、とおもっていた。