Date: 11月 15th, 2020
Cate: 映画
Tags:

TENET(補足)

一ヵ月ほど前に、映画「テネット」の音について書いた。

こんな記事があるのを見つけた。
クリストファーノーラン、音がうるさすぎてセリフが聞こえないと文句を言われショックを受ける

ノーラン監督がショックをうけたのは、
《人々がサウンドに関してはこんなにも保守的なのかということに気付いて》である。

「テネット」のサウンドに関しては、《急進的なミックス》ともいっている。
この記事を公開しているシネマトゥデイのサイトで、
「テネット」の音に関しての記事が、もう一本あった。

『TENET テネット』音楽にノーラン監督の呼吸音を使用

「テネット」の音楽を手がけているのは、ルートヴィッヒ・ヨーランソン。
シネマトゥデイの記事では、
「今回のスコアの大部分は、何の音かいまいちわからないギター音や周囲音だったりする。人の呼吸音なども使っているんだ。これはクリストファー(・ノーラン監督)が考えついた案で、クリストファーが自らマイクに吹き込んでくれた呼吸音を細工して、不快な音に仕上げているよ」
とある。

結果として仕上がった音に、ノーラン監督は、
《音色そのものが映画のDNAに織り込まれているかのよう》と語っている。

音色とあるが、私が映画館で体験できたのは、音触といいたいものだった。

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