Date: 9月 10th, 2020
Cate: 「ネットワーク」
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オーディオと「ネットワーク」(情報量・その10)

オーディオについて、けっこう知識を持っている人は少なくない。
でも、そんな人と話していると、「この人は知識過剰だな」と感じることがある。

知識量が豊富だから、そんなふうに感じるとはかぎらない。
同じくらいの知識量をもっていると思われる別のオーディオマニアと話していると、
そんなふうに感じないことがあるからだ。

もちろん、二人のオーディオマニアの、本当の知識量が正確に把握できているわけではない。
話していることから、なんとなく感じているだけのことなのだが、
それでも、「この人も知識過剰だな」と感じることがあるのは、なぜなのだろうか。

知識量が同じでも、知識の質が違うから、そう感じるのではないように思う。
オーディオの経験量と知識量のバランスがとれていないから、そう感じるのだろうとは思っている。
知識過剰と感じさせる人は、結局、器が小さいのだろう。

と同時に、知識過剰だな、と感じさせる人は、どちらかといえば攻撃的なのではないだろうか。
面と向かって話している時はそうではなくても、
インターネットを介しての、顔をみえない、名前もわからない状況下だと、
やたら攻撃的な人がいるけれど、そういう人は知識過剰なのかもしれない。

といっても、インターネット上で攻撃的な人が、どんな人なのかは、
パソコン、スマートフォンの画面越しではなにひとつわかっていない。
なので、私の勝手な想像でしかないのだが、それでも、そういう人のものの言い方をながめていると、
知識過剰なのかも……、と感じてしまう。

そう感じてしまうのは、実際に、そういう人を知っているからである。
誰なのか特定できるような書き方はしたくないが、
その人は知識量は豊富である。

いろんなオーディオ機器を手に入れている。
SNSでも、多くのオーディオマニアとのつながっているし、
つながることにとても積極的である。

いまどきの、熱心なオーディオマニアと、多くの人の目には映るであろう。
SNSでも書き込みも、多くは常識的な範囲のことが多いのだが、
ふとしたきっかけで、非常に攻撃的な書き込みをするのを、何度か見たことがある。

豹変するとまではいかないものの、
この人には、こんな側面があったのか、と少々驚くほどではある。

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