Date: 4月 21st, 2020
Cate: 新製品
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新製品(発明を聴く・その1)

新製品を聴く、ということは、ときとして発明を聴くことである。
もちろんすべての新製品に、このことがあてはまるわけではないが、
例をあげれば、CDの登場である。

1982年10月にCD(CDプレーヤー)の音を聴いた。
そのことをふり返ってみて気づくのは、発明を聴いた、ということである。

オーディオの歴史を、エジソンの蝋管まで遡ってみよう。
当時の人たちは、エジソンが歌った「メリーさんの羊」を聴いた、というよりも、
おそらく、エジソンの発明を聴いた、という印象の方が圧倒的に強かったのではないだろうか。

蝋管が円盤になり、SPがLPになる。
これも発明を聴いた、といえる。

そしてモノーラルがステレオになる。
これもそうだ。

こまかな発明は他にもある。
そうやって、いくつかの発明を聴いてきている。

とはいっても私が体験できた発明、
それも大きな発明といえばCDである。

SPからLPへ、モノーラルからステレオへ、といった発明は、
生れていなかったので体験できていない。

ラジオからラジカセ(ここまではモノーラル)、
それからオーディオ(ステレオ)と来ているから、
ここのところは体験しているとはいえるが、
発明の時期に体験しているわけではない。

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