Date: 3月 1st, 2020
Cate: audio wednesday
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第110回audio wednesdayのお知らせ(ピアノ録音を聴こう)

3月4日のaudio wednesdayには、
二つのモーツァルトのピアノソナタ集を持っていく。

一つはグレン・グールドのSACD、
もう一つはクラウディオ・アラウのCDである。

グールドの録音は1960年代なかばから70年代なかばにかけて、
アラウの録音は一部1973年もあるが1980年代で、
グールドがアナログ録音に対しアラウはデジタル録音である。

レコード会社もとうぜん違う。
でも、私はどちらも好きなピアニストである。
そしてグールドのモーツァルトも、アラウのモーツァルトも素晴らしい、と思っている。

五味先生はグールドのモーツァルトを
《たとえば〝トルコ行進曲〟の目をみはる清新さ》とされている。
聴いていると、特にSACDで聴いていると、その清新さにハッとする。

アラウはどうかというと、私の耳には清新なモーツァルトに聴こえる。

こんなふうに書いてしまうと、どちらも同じ演奏なのか、と受けとられるのはわかっていても、
そう書いてしまいたくなる。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

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