FAIRYTALES(その6)
1月1日のaudio wednesdayでも、ラドカ・トネフの“FAIRYTALES”はかけた。
(その5)で、11月のaudio wednesdayでの“FAIRYTALES”は、
それまでとは大きく違った鳴り方をした、と書いた。
今回もよかった。
ラドラ・トネフの声の表情は、より濃やかになっている。
これがほんとうに初期のデジタル録音なのか、と疑いたくなるほどのみずみずしさで鳴る。
それ以上に、今回はピアノの音の繊細さに耳がいく。
メリディアンの218が、version 6から7に変ったことによって得られた音である。
こういう変化が得られるから、
面倒だな、と思いつつも、218に手を加える。