218はWONDER DACをめざす(その5)
218と接続しているWiFiルーターはポータブルだから、バッテリーを内蔵している。
ACアダプターを外しても動作する。
なので、これも試してみる。
ここでも音は変化する。
ACアダプター使用よりも、聴感上のS/N比がわずかとはいえ向上する。
こうなると次にやることは一つだ。
LANケーブルを218から外すこと、
ネットワークから切り離すことである。
あきらかに見とおしのよい音場になる。
218をD/Aコンバーターとして使うのであれば、こういう使い方でもいい。
でも、audio wednesdayでは、
218とマッキントッシュのMA7900パワーアンプ部と直結している。
MA7900のコントロールアンプ部をパスする使い方である。
だからこそ218をZone controllerとして使っている。
LANケーブルは接ぎっぱなしのほうが、便利である。
レベルコントロールもトーンコントロールも極性の反転も、
iPhoneからすぐさま行える。
それでもネットワークから切り離した218の音は、
一度聴いてしまうと、なんとかしなくては、と考えることになってしまう。
だから、聴かない方がいい、というのだ。
でも聴いてしまった。
218の操作をする必要があればLANケーブルを接続し、操作が終ったらケーブルを抜く。
こういうことは面倒であるが、
本気に聴きたい時は、こういう手もある。
1月1日のaudio wednesdayでのバーンスタインのマーラーの第九では、
ネットワークから切り離している。