世代とオーディオ(OTOTEN 2019・その2)
ステレオサウンド編集部も若かった──、
とつい書いてしまったが、
現編集部の年齢を知っているわけではない。
それでも私がいたころよりは平均年齢は上なのではないだろうか。
それに私がいたころ、平均年齢は少し下っていった。
SさんがHiVi編集部へ移り、Iさんが辞めたからだ。
それからJr.さん(Nさん)も辞めて、Nさんも辞めて、
一時期、黛さんと私、それに若いアルバイトの三人ということもあった。
そうなって平均年齢はさらに下っていた。
現編集長の染谷一氏の年齢は知らないが、
20代、30代ということはないだろう。
40代かな、と勝手に思っている。
奥付にある編集部員の名前で、知っているのは武田昭彦氏だけ。
彼は私より少し年下のはず。
編集協力の藤 康一郎氏の年齢は以前きいていたけれど忘れてしまった。
それでもそんなに若いわけではない。
副編集長の北川和広氏は、前編集長の小野寺弘滋氏のころからいる人だから、
やはり若くはないはずだ。
別に編集部の平均年齢が若ければいいなんていいたいのではない。
ただ、あの時代、みんな若かった、といいたいだけである。
SNSのコメントを読んでいて、このことを思い出していた。