メリディアン 218を聴いた(その1)
昨晩(令和元年初日)のaudio wednesdayで、メリディアンの218を聴いた。
昨秋に発表になった218は、125,000円と、
ULTRA DACの2,500,000円からすればかなり安価なモデルである。
価格的には2,500,000円と125,000円で、二十分の一、
重量は16kと500gで、三十二分の一である。
500gという重さは、長岡鉄男氏ならば、どう評価されるだろうか──、
そんな余計なことを想像してしまうほど、軽く、小さいのが218である。
喫茶茶会記では、マッキントッシュのMCD350を常時使っている。
MCD350は、600,000円(価格はいずれも税抜き)のプレーヤーである。
一体型のCDプレーヤーのD/Aコンバーター部が、価格においてどれだけ占めているのか。
乱暴で単純な考えとして、トランスポートとD/Aコンバーターで二分しているとすれば、
MCD350のD/Aコンバーター部は300,000円といえる。
300,000円のMCD350のD/Aコンバーター部と、
125,000円のD/Aコンバーターであるメリディアンの218。
ここでも218は三分の一である。
MCD350に218を接続するということに、
疑問をもつ人がいても、だから不思議ではない。
ULTRA DACを聴いて、ベタボレしている私であっても、そう思ってしまう。
価格だけで製品のグレードが決ってしまうわけではないというものの、
やはり占める割合は大きい。
結果はどうだったのか。
昨晩のことについて書き始めると長くなりそうだから、
ここで結果だけを書いておく。
昨晩のaudio wednesdayは楽しかった。
つまりMCD350に218を追加することは、価値がある、という私の判断だし、
218が加わることで、MQA再生という機能が加わることになる。