Date: 5月 2nd, 2019
Cate: 会うこと・話すこと
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会って話すと云うこと(その23)

今年のヘッドフォン祭では、
「(ブログを)読んでいます」と声を、二人の方からかけられた。
どちらも出展社の方である。

そういってもらえると、やっぱり嬉しいし、
少しばかり照れくさいものである。

二人とも社交辞令でいわれているのではないことは、
その後に続く話からもわかる。

好き勝手なこと書きやがって──、
そんなふうに思っている人がいるのは聞いて知っている。

そういう人たちがいる一方で、話しかけてくれたような方たちもいてくださる。
どちらが多いかといえば、たぶん前者だろう。

これから先も、このことは変らないだろう。
変るくらいなら、とっくにオーディオの世界はよくなっている。

書くのは、書く時は独りである。
たまに電車に乗っている時に書くこともあるが、
それでも周りは知らない人ばかりだから、独りといえる。

寂しい、とか、つらい、とか、そんなことはまったく感じないけれど、
会った人から、「読んでいます」と直接いわれるのは、
独りでやっているからこその嬉しさである。

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