Alita: Battle Angel(その1)
「アリータ: バトル・エンジェル」を、IMAX 3Dで観た。
この映画は、マンガ「銃夢(がんむ)」が原作。
1990年代、「銃夢」が読みたくて掲載誌のビジネスジャンプを買っていた。
連載が終って数年後、ハリウッドで実写化されるというウワサがあった。
しばらくして、ジェームズ・キャメロンが手がける、というウワサも出てきた。
本当なのかな……、と疑っていたら、2000年だったか、発表になった。
けれどほとんど音沙汰なしだった。
立ち消えになったのか……、となかば諦めていた。
それが数年前に、ほんとうにやっていることがわかった。
そして昨年、予告編が見られるようになった。
まだ日本語字幕のついていない予告編を、iPadで見た。
期待外れかも……、と思うところもあった。
iPadだから、そんなに画面が大きいわけではない。
音はイヤフォンで聴いた。
それでも面白い映画は、そうやって見た予告編でも、観に行きたい、と思わせる。
「アリータ: バトル・エンジェル」は、そこまでの気持にはなれなかった。
なのに22日公開の映画を、三日後に観た。
二年前に「GHOST IN THE SHELL」が公開になった。
「GHOST IN THE SHELL」に関しても、インターネットでの予告編でがっかりしながらも、
IMAX 3Dで観た。
観て驚いた。
そのことがあったから、
今回も「GHOST IN THE SHELL」と同じように感じるのかも──、という期待をもっていた。
「アリータ: バトル・エンジェル」も観て驚いた。
その驚きは、「GHOST IN THE SHELL」よりも大きかった。