シングルボイスコイル型フルレンジユニットのいまにおける魅力(その17)
ユニットの三角形配置(三発配置)に、
昨日電話をくれた友人ふたりは興味をもってくれた。
ひとりは三発ウーファーのEurodynの音を聴いている。
スピーカーユニットの三角形配置は、こんな電話をもらうと、
妄想がふくらんでいく一方だ。
ウーファーを、38cm口径三発はたいへんでも、
30cm口径三発ならば、なんとかなるんじゃないか、
そんなことまで考えはじめている。
それで気づいた。
そういえばUREIのModel 815も、そうじゃないか、ということに。
Model 813は604-8Gに同口径のサブウーファーを一発足している。
Model 815は二発足したシステムで、
三本のユニットは三角形配置である。
一本は604-8Gであるから、同じユニット三本というわけではないが、
サブウーファーの受持帯域に関しては三角形配置の音である。
Model 815の音を聴く機会はなかった。
見たこともない。
どんな音だったのだろうか。