菅野沖彦氏のスピーカーのこと(「菅野録音の神髄」でのBeoLab 90)
「菅野沖彦氏のスピーカーのこと(その16)」で、B&OのBeoLab 5を挙げた。
そんな私だから、「菅野録音の神髄」でのスピーカーシステムがBeolab 90であったことは、
我が意を得たり、でもあった。
来場者のなかには、BopLab 90という選択に不満をもっている人もいたように感じる。
なぜBeoLab 90になったのかについては、中央図書館の方からの説明があった。
いくつかの事情が重なってのBeoLab 90であったようだが、
そういう事情がなくとも、私が担当者だったら、BeoLab 90を選ぶ。
開場前の音は、かなりよかった、とも聞いている。
60人以上の人が集まった空間では、開場前とは大きく音が違って当然であり、
そのあたりへの配慮が足りなかったのは、
おそらく中央図書館としても、こういうイベントは初めてであろうから、致し方ない面もある。
十全に鳴っているとはいいがたかったが、
BeoLab 90という選択は、正しい。