世代とオーディオ(略称の違い・その1)
オーディオ関係のウェブサイトを見ていて、
時代が違うんだな、とか、世代が違うのか……、と感じるのは、
略称においてである。
見出しには文字数の制約がある。
長いブランド名は略されることが多い。
この略の仕方が、違ってきたな、と感じる。
たとえばマークレビンソン。
私がステレオサウンドにいたころは、略するのであればレビンソンだった。
最近、ウェブサイトでよく目にするのは、マクレビである。
レビンソンとマクレビ、文字数の違いは一文字。
レビンソンのほうが、わかりやすいと思うのだが、いまでは違うのだろうか。
それからオーディオテクニカ。
テクニカと略すことはあった。
それにテクニカといえば、オーディオテクニカのことを指していた。
だからオーディオマニア同士の会話でも、テクニカで通用する。
でもこれも最近ではオーテクである。
テクニカとオーテクでは、どちらも同じ四文字。
なぜ、オーテクと略すのか、正直、理解できない。
世代の違い? センスの違い?
なんなのだろうか。