2017年ショウ雑感(その3)
会場が国際フォーラムになって初めてのOTOTENなのに、
東京はあいにくの雨。
一昨年と同じ会場だったならば、
雨が降っているという理由だけで、私は行かないが、
国際フォーラムは雨が降っていようと、行く気になる。
決して小雨ではない天気がどれだけ影響しているのかわからないが、
来場者がものすごく多いとは感じなかった。
会場に着きエレベーターに乗る。
年輩の夫婦が、「ここにくるのはじいさんとおばあさんばかりだよ」と話していた。
もちろんそんなことはなかったけれど、
若い人がインターナショナルオーディオショウと同じくらいいたかというと、
少なかったようにも感じた。
意外に感じたのは、会場のスタッフ、警備員に、
ガラス棟からホール棟に行くには?(その反対も)と尋ねている人を三人みかけた。
私が三人みかけたのだから、もっと多くの人が尋ねていたのかもしれない。
三人とも年輩の方だった。
キャリアの長いオーディオマニアであろう。
だとしたら、この人たちはインターナショナルオーディオショウには来たことがないわけである。
インターナショナルオーディオショウに来ている人ならば、四階に連絡通路があるのはわかっている。
OTOTENに来る人の中には、
インターナショナルオーディオショウには来ない人がいる──、という事実に少し驚いた。
オーディオマニアならば、どちらにも……、と思ってしまうのは、私の思い込みなのか。