オーディオのプロフェッショナルの条件(その1)
オーディオのプロフェッショナルの条件として挙げられるのは、
資本主義の日本だから、オーディオで稼いでいる、ということがいえる。
オーディオ業界で仕事をしている人ならば、オーディオのプロフェッショナルといえる。
メーカーに勤務している人、輸入商社に勤めている人、
オーディオ店の店員、オーディオ雑誌の編集者、
それにオーディオ雑誌に書いている人たちは、オーディオのプロフェッショナルということになる。
個人でブログを公開していて、
アフィリエイトで何らかの収入を得ている人も、オーディオのプロフェッショナルといえるだろう。
ジャズ喫茶、名曲喫茶の店主も、その意味ではオーディオのプロフェッショナルということになる。
こう考えると、日本だけでも、けっこうな数のオーディオのプロフェッショナルがいるということになる。
少なからぬオーディオのプロフェッショナルがいるわけだが、
これがオーディオのプロフェッショナルの条件とは、まったく思っていない。
オーディオ店のスタッフで、売上げをどんなにあげていようと、
それはモノを売ることに長けているのであって、
オーディオのプロフェッショナルであるかというのと、別の話である。
オーディオ業界にいて、収入を得ている。
それはオーディオで稼いでいるわけだが、
オーディオのプロフェッショナルとして稼いでいるとは限らない。
売ることに長けているのと同じように、別のことが得意であれば、
オーディオで稼ぐことはできる。