日本のオーディオ、これまで(ヤマハNS1000M・その10)
ここまでヤマハのNS1000Mについて書いてきて、
ふと頭に浮んだことがある。
「NS1000Mはヴィンテージとなっていくモノなのか」である。
別項で「ヴィンテージとなっていくモノ」を書いている。
書いている途中で、NS1000Mについて、そこで書く予定はまったくなかった。
ついこの間まで、私はNS1000Mをヴィンテージとなっていくモノとして見ていなかった。
でも、ここまで書いてきて、
これから書いていこうと考えていることを照らし合せているうちに、
NS1000Mはヴィンテージとなっていくモノといえる気がしてきた。
このことが頭に浮んだときは、そうとはいえないな、と即座に否定したけれど、
でも考えれば考えるほど、否定の気持は薄れていっている。
かなり薄れてきているから、いまこれを書いているわけだ。
まだヴィンテージとなっていくモノとは断言できずにいる。
そのことを含めて、今後書いていきたい。