型番について(続々・三つの数字の法則)
SAECのトーンアームの三桁の数字の合計が11となることを、前回書いた。
なぜ11なのかは、11(いい)の当て字ということだが、それだけではないようにも思っている。
SAECの前身は(たしか)ジムテックである。
ジムテックがどういうメーカーだったのかは以前書いていることなので、くり返さない。
このジムテックであったことが、11という数字と関係しているように思う。
アルテックのウーファーといえば、515と416が有名である。
5+1+5=11
4+1+6=11
ここにも合計11がある。
ジムテック時代のスピーカーがどんなものであったのかを知っているならば、
アルテックのことを持ち出したのが、唐突でないことがわかってもらえるはずだ。
SAECが型番を三桁の数字にして、その合計が11になるようにしたのは、
アルテックの515と416と無関係とは思えない。