JBLの型番(D130)
JBLの最初の製品は、15インチ口径のD101である。
101は、最初の製品だから、ということなのだろう。納得がいく。
次に登場したのはD175である。
型番の数字が意味するのは、ダイアフラムの口径(1.75インチ)である。
納得できる。
なんとも不思議というか、なっとく出来ないのがD130である。
D101がアルテックの515に似ていた。
このこと以外にもアルテックの機嫌を損ねるようなことがあった。
D130は、そういう背景のもとに誕生したユニットであり、
このユニットこそがJBLの名声を一挙に高めていく。
けれど、なぜD130なのだろうか。
D102ではないのだろうか。
番号が飛びすぎている感がある。
なぜ130なのか、と以前から思っていた。
今日ふと気がついたのだが、JBLのB。
これを分解すると1と3になる。
もしかすると、そんなところから130という数字が生れたのかもしれない。
まぁ、こじつけである。
でも1946年、創立時の名称はJBLではなく、
Lansing Sound Incorporatedである。
アルテックからのクレームにより、
James B. Lansing Sound Inc.となる。
ここで加わったBが、13へと変化していった……。
それにしても、なぜ130なのだろうか。