2016年ショウ雑感(その2)
正式名称は何というのだろうか。
宴会場の扉のところに用意されているもの。
その宴会場を利用している客の名前が書かれているもののことだ。
先日、ヘッドフォン祭に行ってきた。
それぞれのブースの入口には、そこの会社名が書かれたそれがあった。
いわゆる案内板の一種だ。
オーディオテクニカのブースにも、それはあった。
けれどそれには「オーディオテクニカブース」と本来あるはずなのに、
「オーディオテク二カブース」と書いてあった。
テクニカの「ニ」が漢字の「二」になっていた。
些細なことじゃないか、そんなこと書くようなことじゃないだろうと思う人もいるであろう。
でも、この間違いは些細なことであり、どうでもいいことなのだろうか。
それを用意したのは、おそらく会場である中野サンプラザだと思う。
間違いは誰にでもある。
問題なのは、誰も気づかないのか、だ。
ヘッドフォン祭の朱際者であるFUJIYA AVICの担当者は気がつかなかったのか。
こういう間違いをされたオーディオテクニカの人たちはどうだったのか。
気づいていたけれど、そのままにしていたのか。
「オーディオテクニカブース」であっても「オーディオテク二カブース」であっても、
「おーでぃおてくにかぶーす」と読める。
読めれば案内板として機能しているといえるのか。
「オーディオテクニカブース」を「オーディオテク二カブース」のままにしておくことと、
オーディオという趣味(行為)とのあいだに、なにも違和感を感じないのだろうか。