Date: 4月 27th, 2016
Cate: 映画
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「兼子」という映画

兼子」という映画が、YouTubeで公開されている。

柳兼子。
この名前を知ったのは、いまから40年ほど前のステレオサウンドに載っていた広告だった。
オーディオラボの広告に、柳兼子の名前と写真を初めて見た。

オーディオラボのレコードはほとんどがジャズだった。
一部クラシックもあったけれど、それでも柳兼子氏のレコードは、少し異色に思えた。

機会があれば聴いてみたい、とは思っていたけれど、
それ以上積極的に聴こうとは思わず、ずっとそのままだった。

柳兼子氏がどういう人なのかを知ったのは、ずっと後だった。

「兼子」はレコードがかかっているシーンで始まる。
ここで映っているアナログプレーヤーは、すぐにどのモデルなのかわかるし、
柳兼子氏のレコードがオーディオラボから出ていたということは、
録音を手がけられたのは菅野先生であり、
最初に登場してくるアナログプレーヤーは、菅野先生所有のモノだとわかる。

「兼子」はドキュメンタリー映画である。
多くの人が登場する。

心ある人に観てもらいたい映画である。

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