Date: 1月 28th, 2016
Cate: audio wednesday
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第61回audio sharing例会のお知らせ(聴感上のS/N比)

2月のaudio sharing例会は、3日(水曜日)です。

同じメーカーのスピーカーシステムで、開発年代が大きく離れているモノを比較試聴すると、
いろいろなところが変っていることがわかると同時に、
聴感上のS/Nvv比が向上していることは、明らかである。

少なくとも名のとおったスピーカーメーカーのフラッグシップモデル、
それに類するモデルでは、聴感上のS/N比はほぼ間違いなく向上しているといえる。

それでは旧いスピーカーシステムは聴感上のS/N比が低いとはいいきれない。
たとえばJBLのコンプレッションドライバーをみればすぐに理解できることだが、
どこを叩いても雑共振をするところがない。

すべてのメーカーのコンプレッションドライバーがそうだとはいえないけれど、
JBLの375(376)、2440(2441)の実物に触れたことのある人ならば、理解されるはずだ。

けれどコンプレッションドライバーは基本的にドライバー単体では使えない。
必ずなにがしかのホーンとの組合せが必要となり、
このホーンが、場合によっては聴感上のS/N比を劣化させている。

ホーンの形状、ホーンの材質、ホーンの取りつけ方などによって、
聴感上のS/N比は変ってくる。
同じドライバーでもホーンの形状によって出力音圧レベルもわずかながら変化する。

ドライバーに限らない。
高能率のドライバーに合せるために能率を高くすることを第一としたコーン型ウーファーに関しても、
潜在的な聴感上のS/N比の高さを認められるモノがある。

聴感上のS/N比をよくする、とよくいうし、いわれている。
けれど実際には聴感上のS/N比を劣化させている要因をひとつずつ(少しずつ)排除していった結果として、
本来の聴感上のS/N比が活きてくるわけだ。

場所もいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

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