2015年をふりかえって(その5)
アンプで気になっているのは、ナグラのパワーアンプCLASSIC AMPだ。
今年のインターナショナルオーディオショウはわずかな時間しかいられなかった。
なのでナグラの輸入元である太陽インターナショナルのブースに行けなかった。
CLASSIC AMPは、そこにあったのだろうか。
あったのならば、音を聴きたかった、といまごろ後悔している。
私にとってナグラのアンプといえば、MPAである。
ナグラの他のどのアンプよりも、MPAは印象に残っている。
音のそうだが、フロントパネル中央に吹出し口があり、
空冷ファン廻り出すと、ここから熱風が出てくるという、
他のアンプでは、こういう設計のモノはない、といいたくなるところも含めて、である。
MPAの製造中止以降、ナグラのパワーアンプで魅力を感じるモノは、私にはなかった。
けれどCLASSIC AMPは、太陽インターナショナルのサイトで見た時から、
もしかすると、このアンプはMPAの再来かもしれない、と勝手に期待している。
MPA同様、出力段はMOS-FETである。
MPA同様、たっぷりとアイドリング電流を流しているのだろうか。
空冷ファンはないようだ。
ナグラ独自のメーターは、ちゃんとついている。
使用をみて、勝手にこのくらいかなと予想した価格よりも、実際の価格はちょっと高めだった。
それでも、CLASSIC AMPは聴いて見たいパワーアンプの筆頭格である。
ステレオサウンド 197号に新製品紹介の記事が載っているが、
まだ見ていない。