Date: 12月 25th, 2015
Cate: 選択
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オーディオ機器を選ぶということ(購入後という視点・その3)

インターネットとオーディオ雑誌の違いについて考えていて、購入後があることに気づいて、
購入後という視点で捉えた記事・企画が、これまでのオーディオ雑誌にあっただろうか、と振り返ってみた。

はっきりとそういえる記事・企画はないように思う。
あえてさがせば、訪問記事を、購入後として捉えることはできるかな、と思ったわけで、
訪問記事を購入後という視点だけで、これからつくっていけばいいといっているのではない。

訪問記事にはいくつもの側面がある。
人と音が、大きなテーマといえる。
ステレオサウンドがやってきた訪問記事は、まさにそうであった。

これはこれで今後もより磨いていってほしいのだが、
訪問記事にも、購入後という視点で新たな記事とすることもできると感じている。

それから購入後だから、読者のレヴューを載せるのか、と思われた方もいよう。
そんな安直な購入後をやったところで、オーディオ雑誌がインターネットを超えられるとは思わない。

具体的なことはまだ書かない。
購入後という視点で、どういう記事・企画をつくっていくのは、
各オーディオ雑誌の編集部が考えていくことだからだ。

ひとつつけ加えておきたいのは、視点についてである。
これは川崎先生が以前から書かれていたこと、講演で話されていることなのだが、
視点にはeye pointとview pointがある。

これについては川崎先生の書かれたものを読んでいただきたい。
それぞれの編集部のeye pointがあり、view pointがある。

購入後という視点で捉えた、そして捉え直した記事・企画を読みたいと思っている。

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