オーディオ機器を選ぶということ(購入後という視点・その1)
オーディオ機器を買う際に、雑誌とインターネットの違いについて考えていた。
スピーカーが欲しい、としよう。
予算は決まっている。
その範囲内でいいモノを手にしたい。
そのために情報収集をする。
オーディオ雑誌を買ったり、インターネットでの個々のサイトを見たりする。
候補をいくつかに絞れば、実際にオーディオ店に行き試聴する。
そして決定する。
必ずしも、こうではないだろうが、
情報収集、比較検討、最終決定という過程はある。
ここで雑誌の場合、その役目を終える、といえるところがある。
ところがインターネットには、購入後がある。
たとえばamazon。
amazonが扱っている商品には、レヴューがついている。
購入した人のレヴューが読めるようになっているし、レヴューを投稿することもできる。
これが購入後であり、
インターネットの普及により、購入後という新しいカテゴリーが生れてきた。
オーディオ雑誌には、購入後はあまりなかったといえる。
あるのは、読者訪問である。
これは一種の購入後という見方はできよう。