価値か意味か(その2)
「最初に巡り合った製品」が同じであったとき、
「そのメーカーやブランドの価値」がふたりのあいだで同じになるかといえば、必ずしもそうとはいえない。
ささまざまな要因で、それは変ってくる(違ってくる)。
どちらのほうが多いのだろうか、同じになるのと違ってくるのとでは。
違っている理由がなんとくわかってくる(伝わってくる)こともある。
まったくわからない(伝わってこない)ときもある。
そういうものだよ、と納得すればそれですむことだけど、
つい、なぜなんだろう、と考えてしまう。
特にいくつかのメーカーやブランドに対する印象は同じか近いものを感じているのに、
ある一社に関しては、まったく正反対の印象を互いに持っていることがある。
なぜ、その一社だけがこうも違ってくるのか、と考える。
その答がわかった、とは思っていない。
けれど、もしかすると、価値と意味の違いからきているのではないか、と思っている。