オーディオマニアとしての「純度」(わがまま、になること)
「オーディオマニアとしての「純度」(わがまま、ということ)」、
「オーディオマニアとしての「純度」(わがまま、でいること)」を三年前に書いた。
オーディオマニアとしての資質で大事なのは、大切にしなければならないことは、「わがまま」だと思っている。
この二本を書いた三年前よりも、強くそう思っている。
もっともっとわがままになろう、と思っている。
オーディオマニアとしてわがままでいること、貫き通すということは、
好き勝手なことをやることではない。
苦手なこと、嫌いなことを避けて通ることでもない。
オーディオを趣味としている人の中に、
「私は文系だから……」、「機械オンチですから……」、こういった言い訳をする人がいる。
文系だからオーディオマニアに向いていない、とか、
機械オンチの人はオーディオを趣味としないほうがいい──、
そんな低次元のことではない。
理系だからオーディオが得意なわけではない(そう思い込んでいる人もいるけれど)。
オーディオマニアとして「純度」をわがままとする私は、
わがままでいるということは、そんな言い訳をしないことだと考えている。
わがままでいるよりも、わがままをやめたほうが楽なはずだ。