続・長生きする才能(映画・ドラマのセリフ)
映画やドラマで、ときどきこんなセリフに出会す。
人はいつか死ぬ。早いか遅いかの違いだけだ。
こんなセリフが映画やドラマの中で使われることがある。
このあいだも聞いた。
たいてい、このセリフがいいたいことは、
早く死ぬことも遅く死ぬことも大きな違いはない、ということだ。
この手のセリフを聞くたびに思うことがある。
確かに人は必ず死ぬ。死なない人はいない。
世の中に絶対といえることは、このことくらいである。
死は避けられないのだから、早いか遅いかの違いだけだ、というセリフには半分同意できても、
半分は、早いか遅いかの前に、言葉がひとつないことを思ってしまう。
親より早く死ぬか遅く死ぬか、である。
私は、この違いは大きいと思う。