Date: 6月 1st, 2015
Cate: Friedrich Gulda
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eとhのあいだにあるもの(その3)

バッハの平均律クラヴィーア曲集。
よく聴いてきた、つまりつきあいの長いレコードとなるとグレン・グールドの平均律ということになる。
他のピアニストの平均律クラヴィーア曲集は持っている。

それらの中で、40代後半ごろから頻繁に聴くようになってきたのがグルダの平均律だ。
私がもっているのはフィリップス・レーベルから出たCD。
ジャケットをみればわかるけれど、廉価盤扱いのCDである。

そこで聴ける音に大きな不満はないけれど、
もう少しいい音なのでは? と思わないわけではない。
それでも、ずっと聴いてきていた。

今日、グルダの平均律クラヴィーア曲集を録音したMPSから、
新たにCDとLPが発売になるというニュースが、
タワーレコードHMVのサイトで公開された。

どれだけの音の違いがあるのかはわからない。
さほど良くならないのかもしれないし、かなり期待していいものかもしれない。
予感としては、かなり良くなっているのでは、と思っている。

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