Date: 3月 8th, 2015
Cate: JBL
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JBL PROFESSIONALの現在(その1)

いまもJBLの4300シリーズのスピーカーシステムは売られている。
JBLの輸入元であるハーマンインターナショナルのサイトには、
4365、4338、4312をはじめ、10機種の4300シリーズがラインナップされている。

これらは、けれどJBLブランドである。

ハーマンインターナショナル以前は山水電気がJBLの輸入元だった。
このころは、コンシューマー用スピーカーはJBLブランド、
プロフェッショナル用スピーカーはJBL PROFESSIONALブランドだった。
4300シリーズはJBL PROFESSIONALブランドのスピーカーシステムだった。

いまもJBLはコンシューマー用とプロフェッショナル用とがある。
コンシューマー用はハーマンインターナショナルが輸入元であり、
プロフェッショナル用はヒビノと、輸入元がわかれている。

4300シリーズがコンシューマー用の型番となってしまった現在、
録音スタジオで使われるモニタースピーカーに対するJBLの答はどうなっているのだろうか、
と数年ぶりにヒビノのウェブサイトを見てみた。

M2というモデルが、現在のJBL PROFESSIONALのスタジオモニターのフラッグシップである。
正直、見た目はあまりそそられない。
けれど、このM2に搭載されているドライバーは、ひじょうにそそられる。

D2 Dual Driverと名づけられている、このユニットの構造図は、
いままで見たことがないコンプレッションドライバーの構造を示している。

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