電子制御という夢(テクニクスの型番)
テクニクスのアナログプレーヤーの型番はSLから始まる。
ターンテーブルはSPから始まる。
テクニクスのターンテーブルのフラッグシップモデルはSP10。
SP10を頂点として、SP15、SP20、SP25などがあった。
数字が大きくなるほど価格は安くなっていく。
これはアナログプレーヤーも基本的には同じである。
SLの後に続く数字が大きいほど低価格帯のモデルであり、数字が小さくなるほど価格は高くなっていく。
けれどSL10の登場で、このシリーズに関してだけは変更があった。
SL10は10万円、型番の数字と定価が一致している。
上級機のSL15は15万円で、SL7は7万円。これもか型番の数字と価格の一致。
だから型番の数字が大きいほど価格は高くなるという、それまでの型番のつけ方は逆になっている。