オーディオのデザイン、オーディオとデザイン(vintage design)
vintageは、なかなか興味深いテーマのように感じている。
vintageのあとにどんな言葉をもってくるのか。
それをどう定義していくのか。
vintageは、いま手垢にまみれつつあるようにも感じる。
いろんなモノに、vintageがつけられるようになってきている。
モノだけでなく、vintage soundの例のように、その範囲は拡がっている。
そういえば、vintage design(ヴィンテージ・デザイン)もあるんだろうな、と検索してみると、
やはりあった。
vintage design。
オーディオのことだけに話を限れば、
そう呼べるモノとして、マランツのModel 7、JBLのSA600、SG520、
スピーカーシステムならば、JBLのハーツフィールドにパラゴンなどがすぐに挙げられる。
挙げられるけども……、これらをヴィンテージ・デザインのオーディオ機器、
オーディオ機器におけるヴィンテージ・デザインと呼んでいいのだろうか、と考えてしまう。
ただヴィンテージ・デザイン、それもオーディオ機器におけるヴィンテージ・デザインとは、
いったいどういうものなのか、私のなかであまりにも漠然としすぎているからだ。