賞からの離脱(その47・余談)
ステレオサウンド 50号の表紙、
マッキントッシュのMC275は、おそらく原田勲氏所有のモノだと思う。
51号、五味先生のオーディオ巡礼、
登場しているのはH氏。ヴァイタヴォックスCN191を鳴らされていた。
H氏は原田勲氏だ。
51号のオーディオ巡礼に、パワーアンプをMC275からマランツのModel 9にした、とある。
新しいリスニングルームを増築して一年半の間に、アンプを、プレーヤーを変えた、とある。
いつなのか、正確な時期ははっきりしないが、
それでも50号の表紙のMC275は原田勲氏のモノであったMC275のはず、
私はそう思っている。
Model 9は、「或るアンプの達人に修理・調整してもらった」とある。
或るアンプの達人とは、長島先生のことだろう。
こういうことを知らなくても、気づかなくても、ステレオサウンドは読める。
支障なく読める。
でも気づくかどうかで、趣は違ってくる。