Date: 10月 13th, 2013
Cate: デザイン
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オーディオのデザイン、オーディオとデザイン(ヒンジパネルのこと・その2)

たまたま例として挙げたパイオニアのExclusive F3とヤマハのCT7000だが、
ヒンジパネルといっても、このふたつのチューナーではヒンジパネルの扱い方に違いがある。

一般的にヒンジパネルといえば、Exclusive F3のタイプということになる。
つまりフロントパネルの下部に、横幅いっぱいに設けられている。
この手のヒンジパネルは高さはあまりないのも特徴だ。
そのため閉じた状態では、オーディオに関心のない人がみれば、
そこが開いて中にツマミやボタンがあるとは思わないかもしれない。

CT7000のヒンジパネルは少し違う。
CT7000と同じヒンジパネルのオーディオ機器として、
オーレックスのコントロールアンプSY77がある。

横幅はExclusive F3タイプとは違い、短くなる。
その分高さが増していて、その配置も違ってくる。
そして閉じた状態でも、はっきりとそこにサブパネルがあることを使い手にわからせるようになっている。
誰がみても、そこが開くようになっていると思わせるデザインといえる。

中学、高校時代に、あれこれオーディオ機器のスケッチをしていたことは何度書いているとおりである。
欲しいオーディオ機器のスケッチだったり、自分で考えたオーディオ機器のスケッチだったりしたわけだが、
もちろんヒンジパネル付のコントロールアンプのスケッチも描いていた。

私が描いたヒンジパネルは、CT7000、SY77タイプだった。
理由はいくつかあって、大きな理由は薄型のコントロールアンプの場合、
Exclusive F3タイプのヒンジパネルは難しいから、ということだった。

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