Archive for category audio wednesday

Date: 3月 5th, 2019
Cate: audio wednesday

第98回audio wednesdayのお知らせ(新月のaudio wednesday)

2018年にやり残したことのひとつが、ケイト・ブッシュのリマスター盤を鳴らす、である。
明日(6日)のaudio wednesdayは、前半はケイト・ブッシュを中心に聴く。
かけるのは“THE DREAMING”、これ一枚である。

後半はマーラーである。
2016年8月の新月のaudio wednesdayでは、ジュリーニの九番を最後にかけた。
今回はバーンスタイン/ベルリンフィルハーモニーの九番(SACD)に決めた。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。
19時からです。

Date: 2月 27th, 2019
Cate: audio wednesday

第98回audio wednesdayのお知らせ(新月のaudio wednesday)

3月のaudio wednesdayは6日。
3月の新月は7日、1時5分である。

たいていaudio wednesdayは23時30分ぐらいまで音を鳴らしているから、
3月6日のaudio wednesdayは、かぎりなく新月に近い状態での音となる。

2016年8月のaudio wednesdayも、新月に近かったので、マーラーの交響曲だけを鳴らした。
今回は、2月のaudio wednesdayの続きとして、2018年にやり残したことがテーマだから、
マーラーだけ、とはならないが、最後の曲はマーラーの交響曲にすると決めている。

2月のaudio wednesdayで最後にかけたのは、
ジネット・ヌヴーのブラームスのヴァイオリン協奏曲(ライヴ録音)だった。

2月のaudio wednesdayに来てくれた人の心に、ヌヴーの演奏がどう響いたのか。
一人一人に確認したりはしなかったが、
少なくとも無反応ではなかった。

最後にかける曲が、そんなふうに鳴ってくれると、鳴らしているこちらとしては満足感がある。

2016年8月に、最後にかけたマーラーはジュリーニの九番だった。
何番にするのか、指揮者は誰なのか。
今回は、まだ決めていない。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
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19時からです。

Date: 2月 8th, 2019
Cate: audio wednesday

新月とaudio wednesday

2月のaudio wednesdayは6日だった。
前日の5日、6時4分が新月だった。

3月のaudio wednesdayも6日。
3月の新月は7日、1時5分である。

たいていaudio wednesdayは23時30分ぐらいまで音を鳴らしている。
3月6日のaudio wednesdayは、ほぼ新月に近い状態での音となる。

なので3月6日にかける最後の曲はマーラーにしようとおもっているところ。
2016年8月のaudio wednesday同様、照明をすべて落したなかでのマーラーを、
喫茶茶会記の空間がきしむほどに大音量で鳴らす。

Date: 2月 7th, 2019
Cate: audio wednesday

第98回audio wednesdayのお知らせ(続2018年のやり残しをなくす)

2月は28日(四週間)しかないから、3月のaudio wednesdayも同じ6日。
というわけでもないが、3月のテーマも2月(昨晩)と同じである。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
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19時からです。

Date: 2月 1st, 2019
Cate: audio wednesday

第97回audio wednesdayのお知らせ(2018年のやり残しをなくす)

昨年は、アルテックのホーンにバッフルをつけたし、
ネットワークも直列型を自作したりした。

ホーンバッフルの仕上げは一応やっているけれど、
JBLの075まわりの仕上げは時間がなく手つかず。

2月6日のaudio wednesdayは、
075まわりの処理をやるとともに、
1月の会に予定していたケーブルを持っていこうと考えている。

自作のラインケーブルである。
1月に持っていかなかったのは、正月早々ハンダつけをするのが面倒だったためである。
実はまた作っていない。
土日に作る予定でいる。

それからアルテックのウーファーはバッフルにネジ四本でとめてある。
鬼目ナットは八本分打ってある。
なので、ここも四本から八本へと変更する予定。

それから別項「聴感上のS/N比と聴感上のfレンジ(アンプの脚)」で書いたように、
マッキントッシュのMA7900の脚は交換している。
MCD350の脚はまだであるから、ここも変更する予定でいる。

こんなふうにいままで時間が足りなくてやり残したことをやるつもりだ。

なのでディスクはあまりあれこれとかけるつもりはない。
ほぼ一枚に限定して、しつこく聴いていく。

それに私はいつもは右側のスピーカーの正面よりもやや外側のところで聴いているが、
今回は音をつめていくのでセンターで聴こうとも考えている。

音を出している時間よりも、手を動かす時間のほうがもしかすると長くなるかもしれない。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
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Date: 1月 7th, 2019
Cate: audio wednesday

audio wednesdayのこと(その4)

audio wednesdayで音を鳴らすようになって三年経つ。
音出しは面倒と思うこともないわけではないが、やはり楽しい。

来られている人たちも楽しまれている。
けれど、音を鳴らすのもいいけれど、
以前のようにあれこれ話すのも楽しかった、という声もある。

facebookでのコメントを読んでいて、思いついたことがある。
若いオーディオマニアの方と徹底討論をやってみたい、と思っている。

一対一でもいいし、
若い方が数人対私一人でもいい。

若いオーディオマニアといっても、
ひとまわり若い人、ふたまわり以上若い人たちが来てくれれば、いいな、と思う。

私がオーディオに興味ももってから40年以上が経つ。
オーディオブームといわれていた時代はとっくに過ぎ去ってしまった。

私が熱心に読んでいたオーディオ評論家の人たちもみないなくなってしまった。
いくつものオーディオ雑誌も消えていっていったし、
残っているオーディオ雑誌も変ってしまった。

オーディオ店の数も減っている。
いろんなことが変化している。

それでもオーディオの世界に興味をもつ若い人がいる。
そういう人たちがどう感じているのかを知るには、
直接声をきくのがいちばんではないだろうか。

一人では話しにくいことも、若い人たちが数人集まれば違ってくるかもしれない。

audio wednesdayの常連の大半は、私と同世代かそれ以上の世代の人たちである。
それでもズレのようなものを感じることがある。

世代がもっと違う人たちとならば──、
若いオーディオマニアの方たちを集めるのが意外と大変かもしれないが、
やってみたい企画である。

Date: 1月 3rd, 2019
Cate: audio wednesday

第97回audio wednesdayのお知らせ

2011年2月2日に第一回だったaudio wednesdayも来月から九年目に入る。
どのくらい続けられるのだろうか、と最初は思っていた。

それに音を鳴らして、ということはできないだろう、とも思っていた。

それが今年の5月には100回目を迎えるし、
音もこの三年間、鳴らしている。

オーディオ雑誌の試聴室、オーディオ店の試聴室ではないから、
いろんな機器を取っ換え引っ換えなんて無理である。

鳴らしているシステムも、あまり変っていない。
それでも協力してくれる人たちが何人かいてくれることで、
代り映えしないようでいて、そうではない音出しができている。

2月のaudio wednesdayは、6日。
テーマはまだ決めていないが、音出しの予定だ。

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Date: 1月 1st, 2019
Cate: audio wednesday

audio wednesdayのこと(その3)

5月1日から新元号になる。
平成が4月30日で最後になるため、
平成最後の大晦日とか、平成最後の紅白歌合戦とか、
そんなふうに語られることが急に増えてきている。

元号が変る。
それはもちろん知っていた。
今年の5月のaudio wednesdayが100回目なのも、とっくに気付いていた。

けれど不思議なことに、この二つのことが結びついていなかった。
今年5月のaudio wednesdayは、1日である。

新元号になって最初の日が、100回目のaudio wednesdayになる。
偶然にしても、なにかしら感じるものがある。

Date: 12月 28th, 2018
Cate: audio wednesday

第96回audio wednesdayのお知らせ(マリア・カラスとD731)

年が明ければすぐにaudio wednesday(1月2日)。

マリア・カラスだけをかける回である。
マリア・カラスが残した録音のなかで、もっともかけたいのは、
ベルリーニの「ノルマ」である。

いまではベッリーニのほうが一般的になっているようだが、
昔はベルリーニだった。なので、ここではベルリーニにしている。

黒田先生がかなり以前に、
マリア・カラスだけ聴いていればそれでいい、という考え方・聴き方には賛成できないが、
それでも「ノルマ」に関してだけはカラスに尽きる──、
そんなことを書かれていた。

「清らかな女神よ」(Casta Diva, カスタ・ディーヴァ)は、
「ノルマ」全曲を聴いたことがない人でも、
「ノルマ」という作品についてあまり知らない人であっても、
どこかで耳にしていても不思議でないほどに有名なアリアであり、
「Casta Diva」ほど難しいアリアはない、ともいわれている。

「Casta Diva」を、私は「ノルマ」全曲盤で聴くよりも、
シルヴィア・シャシュのオペラ・アリア集で初めて聴いた。

ステレオサウンドの試聴室にも、このLPはあった。
気になる新製品が登場すると、シャシュのレコードをかけていた。

1982年夏、ステレオサウンドの別冊として「サウンドコニサー(Sound Connoisseur)」の時もそうだった。
午前中の試聴が終り、昼食のあいだに、午後からのスピーカー、
アクースタットのModel 3を準備していた。

黒田先生たちが食事から戻られるまでには少しばかり時間があった。
この時、試聴レコードにシャシュのアリア集は含まれていなかった。
なので、この空き時間にシャシュを聴いていたところに、
黒田先生たちが戻ってこられた。
     *
弱りましたね。「ステレオサウンド」編集部の素晴らしいところと怖いところは、どこに落とし穴があるかわからないところなんだ(笑)。編集部の方々もどの人が味方でどの人が敵なのかわからない。
というのも、昼食を食べて試聴室に戻ってきたら、あれはシルビア・シャシュだと思うけれど、彼女の歌っているノルマの「カスタディーバ」が聴こえてきた。昼休みを利用して試聴レコードにないシャシュがかかっていたわけなんですが、この選曲が、このアクースタットのモデル3にとっては抜群の出来だったと思うのです。
     *
黒田先生は、サウンドコニサーの座談会で、こう語られていた。
この時の「Casta Diva」は美しかった。

1月2日に鳴らすスピーカーは、コンデンサー型のアクースタットとは対極にあるアルテックのホーン型。
シャシュではなくカラスの「Casta Diva」。
LPではなくCDである。

「Casta Diva」は、21時すぎ(おそらく22時ごろ)にかける。

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Date: 12月 19th, 2018
Cate: audio wednesday

第96回audio wednesdayのお知らせ(マリア・カラスとD731)

二週間前のメリディアンのULTRA DACの余韻がまだ残っているが、
二週間後には2019年最初のaudio wednesdayである。

1月2日。
マリア・カラスだけをかける。
CDプレーヤーは喫茶茶会記常備のMCD350ではなく、
スチューダーのD731で、マリア・カラスだけを聴く回である。

マリア・カラスのEMIのスタジオ録音は持っていく。
それ以外のマリア・カラスのCDはかけるけれど、
マリア・カラス以外のディスクはいっさいかけない。

退屈してしまう人も出てくるかもしれないが、
2019年は、わがままでいようと考えているだけに、
1月のaudio wednesdayは、マリア・カラスだけというわがままをとおす。

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Date: 12月 6th, 2018
Cate: audio wednesday

第96回audio wednesdayのお知らせ(マリア・カラスとD731)

メリディアンのULTRA DACを再び聴けた昨晩のaudio wednesdayはよかった。
よかっただけに、翌月のテーマは考えてしまう。
9月に聴いたあともそうだった。

今回も何にしようかと悩んだけれど、
マリア・カラスを聴こう、と考えている。

いま喫茶茶会記にはトランスポートとして使ったスチューダーのD731が、来月まである。
このD731でマリア・カラスのCDをたっぷりと聴こう、と思う。

マリア・カラス以外はかけないつもりだ。
1月の第一水曜日は2日。
こんな日に来てくれる人はそういない。
少しわがままを通しての、マリア・カラスとD731である。

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Date: 12月 3rd, 2018
Cate: audio wednesday

第95回audio wednesdayのお知らせ(再びULTRA DAC)

二日後のいまごろは、ULTRA DACの音を聴いている。
この時間(21時すぎ)になれば、システム全体の調子もあがってくる。

そんなことを、もう想像している。
多くの人にULTRA DACの音をじっくり聴いてもらいたい、という気持がある。
でも、喫茶茶会記のスペースは、そう広くはないからなぁ……、という気持もないわけではない。

12月5日のaudio wednesdayで、
もう一度メリディアンのULTRA DACを鳴らす。

D/Aコンバーターを鳴らす、と表現するのはおかしいかもしれないが、
そう表現したくなる気持がある。

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Date: 11月 29th, 2018
Cate: audio wednesday

第95回audio wednesdayのお知らせ(再びULTRA DAC)

新製品が出る。
オーディオ雑誌に紹介される。

すべてが聴けるわけではないから、興味ある新製品、
その中でも、ぜひとも聴いてみたい、と思った製品は、なんとかして聴ける機会をつくろうとする。

そうやって、いくつかの新製品を聴いて、
時にはがっかりすることもある。
こちらの一方的すぎる期待に応えてくれなかっただけのことであり、
その新製品が悪い、というわけではない。

こちらの、そういう期待は、聴けるまでの時間が長いほどに大きく膨らみがちである。
そうやってかなりの大きさに膨らんだ期待を、さらに上回る音を聴かせてくれるモノが、
数はそう多くないけれども存在する。

そういう新製品を聴くと、もう一度聴きたくなるものである。
最初に聴いた時は、聴きたいディスクで必ずしも聴けるとは限らない。
それに聴きたいディスクは、一枚か二枚だけなわけがない。

その新製品が、ほんとうにいい音であるならば、
このディスクも、あのディスクも……、と次々に聴きたいディスクが出てくる。

そう思わせてくれる新製品(新製品と限らなくてもいい)は、
そうそう出合えない。

おもいが募っていくオーディオ機器が現れてくれるのは、
それが買えるか買えないか、そういうことは抜きにして、嬉しいものである。

オーディオマニアでよかった、とおもえる。
メリディアンのULTRA DACは、ひさびさにそうおもえた「新製品」である。

Date: 11月 28th, 2018
Cate: audio wednesday

第95回audio wednesdayのお知らせ(再びULTRA DAC)

一週間後の12月5日のaudio wednesdayで、
もう一度メリディアンのULTRA DACが聴ける。

10月12日に、それが決って、一ヵ月以上待ち遠しい、という気分を味わっている。
やっと、あと一週間で再び聴ける、
書いているだけで嬉しくなってくる。

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Date: 11月 14th, 2018
Cate: audio wednesday

第95回audio wednesdayのお知らせ(再びULTRA DAC)

メリディアン ULTRA DACを聴いた(その8)」で書いているように、
トランスポートを、たとえばスチューダーのA730にしてみたら……、と
ULTRA DACの音に惚れ惚れしながらも、そんなことを考えていた。

今回、A730は用意できないが、スチューダーのD731が用意できることになった。
(常連のKさんのおかげである)

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
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