すこし気になっていること
些細なことだが、オーディオ雑誌やネットの記事を読んでいて気になっていることが、すこしある。
まずは、デジタルドメインからSITを使ったパワーアンプ、B-1aのこと。
オーディオ雑誌の紹介記事のなかには、必ずヤマハのパワーアンプのことが書かれている。
ヤマハのB-1と表記されている。
正しい表記は、B-Iである。コントロールアンプはC-I。
姉妹モデルとして出たのが、C-2、B-2だったため、
C-1、B-1と勘違いしてもしかたないと思うが、当時のカタログや広告で確認してみてほしい。
C-I、B-Iとローマ数字になっているのを。
もうひとつは、チョークコイルのこと。チョークと書いても通じるのに、
わざわざチョークトランスと表記される人がいる。
いったいいつからチョークコイルがトランスに化けたのだろうか。
コイルとトランスの違いを、まったく理解していない人が犯した、もっともおかしな表記の代表といいたくなる。