オーディオにおけるジャーナリズム(その33)
「小悪魔 ageha」という、
当ブログをお読みの方のほとんどはご存じないだろうが、
いま売行きを伸ばしている、勢いのある雑誌がある。
編集長は、中條氏という30代の女性。
ある雑誌のインタビューによると、週の大半は、夜の歌舞伎町をひとりで歩きまわっている、とのこと。
編集者が、一日会社の中にだけいては「会社の人」になってしまうから、と、
「小悪魔 ageha」にとっての現場である歌舞伎町の空気を感じとるためらしい。
では、オーディオにおける「現場」とは、どこなのだろうか。
すぐに明快な答を返せる人がいるだろうか。
自分で問いかけながら、私も即答はできない。考えているところだ。
それでもいえることは、「現場」を無視しては、語れないということだ。