Date: 8月 23rd, 2009
Cate: Autograph, TANNOY, ワイドレンジ
Tags:

ワイドレンジ考(その45・続々続補足)

五味先生のリスニングルームに行ったことはない。
おそらくFATDOGさんも行かれておられないだろう。

だから五味先生のオートグラフの間隔、部屋の大きさについて正確な数値について議論したところで、
決着はつかないだろう。

それでも書いておきたいのはスピーカーの間隔とは、どこからどこまでかということである。
これは、スピーカーの構造と密接にからんでくるため、一概にはスピーカーユニットの中心から中心まで、とか、
エンクロージュアの内側同士の間隔とはいい切れない面が残る。

タンノイ・オートグラフに関するかぎり、あくまでも私見だが、五味先生は、エンクロージュアの後面の先端、
つまり部屋に設置した状態では、コーナーそのものだと思う。

オートグラフは、ご存じのようにフロントショートホーン付だけに、通常のスピーカーシステムよりも、
ユニットはやや奥まった位置にある。
さらに中高域のダイアフラムの位置は、さらに奥まった位置だ。

五味先生が、オートグラフのにおいて、その間隔は、どう捉えていておられたか、は、
ワイドレンジ考(その45)で引用した文章の中にある、と私は思う。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]