Date: 8月 20th, 2009
Cate: Autograph, TANNOY, ワイドレンジ
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ワイドレンジ考(その45)

オートグラフを、五味先生はどのくらい間隔で設置しておられたのか。

「西方の音」所収の「タンノイについて」で、
「私はタンノイ二基を dual concentricunit として、約五メートル間隔で壁側においている。壁にはカーテンを垂らしている。ワルキューレやジークフリートはこの五メートル幅の空間をステージに登場するのである。」
と書かれている。

やはり5mの間隔を確保されている。

そういえば、いま五味先生のオートグラフ他、オーディオ機器のすべては練馬区役所で保管され、
これらの機材を使ってのレコードコンサートが、ほぼ定期的に行なわれている。

私も一度行ったが、そのとき、区役所の担当者の説明では、この部屋を選んだ理由は、
「五味先生がオートグラフの設置されていた間隔が、ちょうどこのぐらいだったからです」と。

だが、あきらかに狭い。5mはどうみてもない。
五味先生と親しかった方が、「このくらいの間隔」だと指示したとことだ。
なぜ、五味先生本人が書かれている5mよりも、短くなるのだろうか。
不思議な話もあるものだ。

1 Comment

  1. FATDOGFATDOG  
    8月 22nd, 2009
    REPLY))

  2. オーディオ遍歴などの書籍の写真を見ると
    どう見てもアンクロージュア間は5mありません。
    ユニットの中心部の距離でさえ5m無いでしょう。
    五味先生は「約5m間隔」と言っており
    決して5m以上の間隔とは言っていません
    それを承知で「やはり5mの間隔を確保されている」
    と仰っておられるのですか?

    1F

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