Date: 10月 10th, 2011
Cate: ユニバーサルウーファー
Tags:

スーパーウーファーについて(続々続・低音再生とは)

ようするに自分の部屋で自分のスピーカーシステムで、いい音が出せればそれでいい。
そこでの手法がほかの人のところではまったく参考にならない、役に立たなくても、それでいい。

オーディオのプロフェッショナルになってそれで喰っていこう、というのであれば、
自分にとっての最適解を出すだけではなく、
普遍解(これが存在するのかは、また別項でいつか書いてみたい)、
もしくはいくつも最適解を出していくことが求められていくけれど、
オーディオのプロフェッショナルではないのだから、
自分にとっての、自分の部屋での、自分のスピーカーシステムにとっての最適解を出していけばいい。
プロならば(仕事ならば)〆切があるが、
いい音を求め出していくのに、〆切はない。じっくりと腰をすえて取り組んでいけばいい。

だからスピーカーシステムの置き台にしても、いろいろなものを試してみたほうがいい。
重くて硬い材質の置き台が必ずしもいい結果につながるわけではない。
むしろそういうもののほうが、固有の音が強すぎる面を顕にすることさえある。
それをだめだととらえることも出来るし、あえてそれを利用することも手のひとつでもある。

とにかく思いつく限りのもの、手法をやってみる。
音が良くなることもあれば、悪くなることもある。
ここで気をつけたいのは、音が良くなった、と感じたときでも、すべての面で音が良くなっているとはかぎらない。
どこか悪くなっているところもある。そこを聴き逃さないようにしたい。
それは音が悪くなった、と感じたときにもいえる。すべてが悪くなっているわけではないはずだ。
良くなっているところも、変化量が小さくて聴き逃してしまいそうになるかもしれないけれど、
必ず良くなっているところはある。

つまりトータルのとしての音の結果だけを聴き取るのではなく、
音の変化量(変化傾向と変化幅)を聴き取っていく。
だから、まずはとにかく思いつくかぎりあらゆるもの、手法を試していく。
そこで聴き取った変化量を自分の中にためこんでいく。
できればメモを残していったほうがいい。
そうやって自分のなかに経験値を増やしていけば、それらがいつか結びつき最適解を得られるはずだ。

もちろん部屋の広さによっては、スピーカーシステムの置き場所はほぼ固定されてしまい、移動できないこともある。
そういう制約の中でも、知恵を絞っていけば、そして誰かの最適解を参考にしていけば、
やれることは次々に出てくる。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]