瀬川冬樹氏のこと(その41)
サンスイのショールールで4350を鳴らされたのは、6月13日の金曜日。
スイングジャーナルの試聴室で鳴らされたのは、その後で、
Kさんによると蒸し暑い日で、梅雨に入ったかどうかということだから、6月下旬だろうか。
瀬川先生以外に、試聴に立ち合ったのは、Kさんと、当時のJBLの輸入元だったサンスイJBL課の増田氏だけ。
Kさんによると、「精緻で近寄り難い荘厳な響きが、今も耳に残っている」とともに、
ML2L、6台の発熱量はハンパじゃなく凄まじく、試聴室のエアコンでは追いつかず、
3人とも団扇を扇ぎながら聴いていたことも、つよく印象に残っているとのことだ。
この日、Kさんは、瀬川先生からチェンバロの再生に関しての、
大切な要素や注意点などについて教えを受けた、と言っていた。
この日の組合せだ。
カートリッジ オルトフォン MC30 ¥99,000
トーンアーム オーディオクラフト AC-4000MC ¥67,000
ターンテーブル マイクロ RX-5000/RY-5500 ¥430,000
ヘッドアンプ マークレビンソン JC1AC ¥145,000×2
チャンネル・デバイダー マークレビンソン LNC2L ¥630,000
プリアンプ マークレビンソン ML6L ¥980,000
パワーアンプ マークレビンソン ML2L ¥800,000×6
スピーカー JBL 4350AWX ¥850,000×2
計¥8,996,000