オーディオと「ネットワーク」(編集について・その8)
2004年にmixiが登場し話題になりつつあることは、Mac関係の雑誌で知ってはいた。
やってみたらおもしろいかも……、とは思っていても、当時は完全に招待制で、
私のまわりにmixiをやっている人はいなかった。
2005年の夏だったと記憶しているが、mixiからのメールが届いた。
すでにmixiをやられている方の招待によるもの、とあった。
見知らぬ方だったが、オーディオのお好きな方からの招待だった。
最初のうちは面白そうに思えたmixiだったけど、次第に日記も書かなくなってきた。
オーディオ関係のコミュニティがいくつかあって、のぞいてみたけれど参加することはなかった。
どうもmixiの招待制というが、肌に合わなかったようで、どうしても閉鎖性を感じてしまう。
その閉鎖性が、私がmixiに求めていたものを、どこかに追いやろうとしていたからだろうか。
結局、mixiで日記を書いていくんだったら、ブログをやったほうが、少なくとも私の性にはあっている、
そう思い、2008年にmixiを退会してブログを始める。
最初は、無料のブログ・サービスを利用して始めた。
audio identity (designing) というタイトルも書いていったことも、いまここでやっていることも同じ。
試運転として数週間やってみて、自分のサイトにMovable Typeをインストールしたのが2008年の9月のことだった。
書いたものに対するコメントは、mixiの日記のころのほうが比率としては高かった。
いわゆるマイミクの方々が、なにかしらコメントをつけてくれるのに対して、
自分で始めたブログには、そういうことはない。
でもmixiでは書いていくのが億劫になっていたのに、ブログでは書き続けている。
2010年に、Twitterを始める。