Date: 6月 18th, 2011
Cate: KEF, LS5/1A
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妄想組合せの楽しみ(自作スピーカー篇・075について)

075の、誰も思いつかないような使い方を、井上先生が「HIGH-TECHNIC SERIES 1」に書かれている。

JBLのスピーカーユニットを使った3ウェイ構成で、
ウーファーに136A、スコーカーに375にHL88(537-500)、トゥイーターが075という組合せである。
ここで、「高域は文句なしに075だ」とされているが、こうもつけ加えられている。
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もしも、075がストレートに過ぎるなら、価格的に少し高いがHL91のスラントタイプ音響レンズだけを組み合わせよう。この場合の075の音は一変し、高音が一段と伸びた大変にスムーズな音がねらえる。
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いまの認識では音響レンズは音は悪くするもの。
ホーンの開口部のところには何も置くべきではない、という考えが主流のようで、
JBLから音響レンズ付のものはなくなっている。

そのとおりだとは思う。
けれど、とも思う。
日本のように、比較的近距離で聴く場合には、音響レンズは入念に設計しつくれば、
デメリットはあるもののメリットも、まだある、と考える。

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