1年前に、誓う
1年前は、瀬川先生の墓参に行ってきた日である。
墓前に、手を合わせたとき、ただ立っていただけだった。
こうしていれば、なにか言葉が出てくるだろうと、ただ手を合わせた。
次の瞬間、わき上がってきた言葉は、正直、後になってみれば、自分でも不思議に思っている。
なぜ、あの言葉が出てきたのだろうか……。
「瀬川先生、あなたの跡を受け継ぎます」と、あの時、誓っていた。
「バカなことを言っている」「身の程を知れ」という声もあるだろうが、
あの時、私は、そう誓っていた。
誓ったからには、何かを始めなければならない、やり続けなければならない。
だから、このブログを始めた。
気が向いた時に書きたいことだけを書くのが、長く続けるコツだ、などというヌルいことは、だから言わない。
瀬川先生の墓前で誓ったのだから、半端は許されないと、ひとりでそう思っている。