エラック 4PI PLUS.2のこと(その17)
昨日のaudio wednesdayでは、ウェストレックス・ロンドンのスピーカーに、
エラックのリボン型トゥイーター、4PI PLUS.2を足して鳴らした。
野口晴哉氏は、シーメンスのオイロダインに、デッカのリボン型トゥイーター、DK30を組み合わせて鳴らされていた。
しかもDK30は、ストックとしてなのだろうか、プラス6本所有されていた。
もしかするとウェストレックス・ロンドンにもDK30を組み合わせて、ということを考えておられたのか──、は、いまとなっては確認できないが、
ウェストレックス・ロンドンにリボン型トゥイーターを足すのは、以前から試してみたかった。
7月の会で、ウェストレックス・ロンドンを鳴らした。
今回は同じラインナップで、エラックだけを足して鳴らした。
ウェストレックス・ロンドンは、オイロダイン同様、壁に取り付けられているため、
スピーカーの位置、振りといったセッティングは何もできない。
そのため器材を操作するため右チャンネルのスピーカーよりも外側にいると、
左右の音の広がりは、感じとりにくい。
スピーカーを振れれば──、とは思うけど、それは無理。
けれど4PI PLUS.2を足すと、そのへんの鳴り方が大きく変ってくる。
この変化は、4PI PLUS.2を何度もいくつものスピーカーと組み合わせてきた経験から予想できていたけれど、
それでも驚く。