Date: 5月 18th, 2025
Cate: 映画
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サブスタンス

映画「サブスタンス」を観てきた。
私は好きな映画なのだけど、苦手、耐えられないという人も少なからずいるだろう、という映画である。

この映画の中で、母体、分身というセルフが出てくる。
母体と分身のバランスが重要だ、というセルフも出てくる。
この母体と分身のバランスを崩してしまって──なのだが、
観ながら思っていたのは、オーディオのことだった。

「音は人なり」も何度も何度も書いてきているし、言ってもいる。
鳴らす人が母体で、音は分身といえる。
その上で、母体と分身のバランスが重要になるのか。
そんなことをなんとなく考えながら観ていた。

オーディオにおいてバランスは、確かに大事であるが、
ここでのバランスは、母体と分身のバランスのことではない。

それでも母体と分身のバランスもまた、オーディオでは大事なバランスのはず。

映画を観ていない人には伝わりにくいのはわかっているが、
なぜバランスが崩れていったのか、その結果の悍ましさ、
オーディオマニアとして観ていて、この時代に観ていると、
おもうことが少なからず出てくる。

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