Date: 1月 19th, 2025
Cate: アナログディスク再生
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Wilson Benesch Circle(その3)

もう数年以上前のことになる。
あるレコード店にいた。個人経営の店で、アナログディスクだけでなく、
カートリッジやシェルリード線など、周辺アクセサリーも取り扱っていたので、
こだわりのレコード店ということなのだろう。

ここでシェルリード線の比較試聴が行われたのだが、
ひとつ気になったことがあった。

オーディオ機器はラックに収められていて、
上段にプレーヤー、その下の段にプリメインアンプ。

一般的な設置なのだが、アンプやプレーヤーの電源コードが、
プレーヤーからの出力ケーブルとくっつくように結線されていた。

こういうケーブルの取り回しの理由を聞いてみると、
プレーヤーからのケーブルはシールドされていて、スピーカーケーブルはシールドされていないから、
電源コードはスピーカーケーブルから遠ざけて、
プレーヤーからのケーブルにくっつくようにした、とのことだった。

人によって考え方は違うことはわかっていても、
こうも違うのか、と少し驚いたものだった。

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