Date: 12月 29th, 2024
Cate: オリジナル
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オリジナルとは(トーレンス TD124のこと)

昨日もトーレンスのTD124の整備で出かけていた。
前回、前々回の時には、見落としていたことを見つけた。

TD124は手前左のスピード切替レバーが、電源のON/OFFを兼ねている。
電源スイッチはレバーの真下ではなく、後方にある。
リレーのようなスイッチがあるわけだが、ここにはスプリングが使われている。

今回のTD124では、このスプリングの下を配線が二本通してある。
この配線の太さの分だけスプリングが湾曲している。

このTD124は一度も整備されていないようで、この配線の通し方も最初から、
つまり工場出荷の時点からのままと思っていい。

TD124の他の個体が、ここのところをどう処理しているのかは、私は知らないが、
どう考えてもスプリングの動きを邪魔している。

最初電源が入らなかった原因のようにも思える。
なので私はスプリングを外して、
配線の通り道を変えて、スプリングを装着。

長年湾曲したままのスプリングなので、完全には真っ直ぐな状態には戻らないが、
それでも結構良い感じにおさまった。

今回、私がやったことはオリジナルの状態をいじったとなるのか。
オリジナル至上主義の人からすれば、
工場出荷の状態を変えてしまったのだから、けしからんこと、となるのか。

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